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テキストには書いていない 決算書の新常識 レビュー

おはようございます。

「テキストには書いていない 決算書の新常識」という本を読みました。

本書を読もうと思った目的は
日本の個別株投資で企業の決算書を見ているため、決算書を読み込む力を付けたいこと、そして実務で経理や会計の仕事をしているため、その勉強がてらといったところです。

 

感想は
タイトル通り決算書の新常識とあるため、ベースとしての会計の基礎知識を持って本書を読まないと理解が深まらない気がしました。

私の金融知識は
商業簿記3級、
建設業経理士2級、
ビジネス会計3級、
FP3級
こんなレベルです。

貸借対照表って何、損益計算しぃって何、キャッシュフロー計算って?という段階ですと、ちょっと難しいかなと思いましたが、文面は比較的やさしい表現で書かれているので読みやすかったです。

わからないところは調べつつ、読み進めるという感じでした。
企業分析する際の知らなかった指標やESGやSDGsについても決算書ベースでどういう記載があるのかなど、最近のトレンドもわかって勉強になりました。

本書の自身の理解度は70%くらいでしょうか。
まだまだ勉強不足(;^_^A
また来年、読み直したい1冊になりました。

会社経営はうまくいっているか、いないか、決算書の数字ですべて明らかにされてしまいます。CMでよく見るとか上場企業だからネームバリューがある、従業員がみんなまじめ、元気に頑張っているといった感覚的な物差しではなかなか投資の判断材料にはなりません。

そこが決算書を読み込む醍醐味であり、企業分析、業界分析の面白さかなと思います。
企業の決算情報や日々のニュースにアンテナを張って、自分の頭で考える、シュミレーションする大切さを実感しました。

ご興味のある方は読んでみてください。