おはようございます。
ビジネス書で話題になった『リーダーの仮面』のレビューです。
会社で働いている方なら、入社時は上司がいて、月日がたてば部下が出来ます。
いずれはチームのリーダー、もしくは経営者という立場になる人もいます。
本書はそのチームを率いていく上での、リーダーのマインドについて、こうあるべきだという内容が書かれています。これからリーダーになる人、今リーダーだけどなんかしっくりこない人に読んでほしい1冊です。
新入社員が選ぶ理想の上司のランキングを見たことがある人は多いと思います。
タモリさん、イチローさん、真矢みきさん、テレビの印象で我々は芸能人・スポーツ選手のイメージを作っています。
しかし実際、会社勤めとなるとそうそう先述のような理想の上司はいませんし、上司も新入社員に人気がもらえるようにふるまってはいません。
組織としてのリーダーとは?
本書で一番印象に残っているのは、部下と一定の距離を保っているリーダーです。急に管理職になったら距離を感じたなーということを言われたら、逆にリーダーとして喜ぶべきことです。なぜなら会社は仲良しクラブではないから、とはいうものの簡単にはいきませんよね。
心に突き刺さりました。
従業員が少ない職場は和気あいあい、家族みたいな…というのが日本の中小企業でしょうか、しかし本書を読み進めていくうちにそいうった、リーダーのマインドも必要だなと思いました。そのポジションごとに適した役回りが必要です。
管理職となったら今までとは違うしことも言わないといけないし、かといって的外れなことも言えないし、悩める現代のビジネスパーソンの指針に少しでもなると感じます。