おはようございます。
昨年末、職員の年末調整の書類を眺めていてやけに保険に入っている者がいました。こんなに保険入る必要があるのかとふと思いました。以前から民間の各種保険に入る是非についてはYoutubeで勉強していました。
何か書籍でもそのあたりのことで勉強になるものはないかと思い、『いらない保険』という本にたどり着きました。
保険会社のセールストークはご用心!
仕事上、保険会社の方と保険について話す機会が年に数回あります。彼ら、彼女らのトークは保険に入れば安全、安心、そして入らないと万が一心配でしょ、という不安の心、弱みに付け込んできます。そのトークに載せられ、顧客は思考停止になってしまいますが、私にはそのセールストークは通用しません!
この書籍から、まずはすでに加入している公的保険、公的年金などをベースに病気、ケガになった場合のどこまで最低限保証されるか、数字でシュミレーションする、考えることをすすめています。
がんになったらいくらかかりそう?
1週間入院したら、いくらかかる?
等など
保険会社の安全、安心というキーワードだけで保険に加入する是非を考えると、どうしても入らざるをえません。
医療費が高額になりそうなときは確定申告での医療費控除やセルフメデュケーション税制、高額療養費制度などのセーフティーナットなど活用を検討する必要があります。簡単に言うと医療費が安くなるクーポン券みたいなものです。ますは自分が持っているクーポン券を確認しないといけないですね。
私は独身、そして賃貸暮らし、車無しです。
賃貸マンションの火災保険のみに入っています。不動産屋で契約した火災保険は割高だったため、すぐに解釈しネット保険のチューリッヒで契約しました。たぶん半分くらいになったと思います。個人年金保険も昔入っていましたが、あまりの利回りの低さにあとから気づき、2,3か月で解約しました。個人年金保険に入るならiDeCoに入った方が断然お得です。
まとめ
民間保険に入る、入らないの前に公的なサービス、いわゆるクーポン券のしくみを知り、足りない分は民間保険で検討してみようか、ということになります。自分に最適な保険とは何か、難しい問題ですが、日本人は総じて保険が好き、過剰に入りすぎるという傾向です。保険貧乏という言葉もありますから。万が一に備えるのも大切ですが、万が一に備えすぎて普段の生活レベルが棄損されるようでは本末転倒です。自分の家族構成、年齢。資産状況、公的保険の内容をよく吟味することが必要です。
家庭支出の五大疾病、住宅ローン、老後資金、マイカー、教育ローンそして保険料と言われています。これらの支出で失敗すると確実に老後はハードモード突入です。気を付けなくては!
これを言ったら元も子もないですが、将来の不安に備える保険よりも優良ファンドをコツコツ積立購入したほうが、よっぽど将来の不安解消になると思いますが…、
今回ご紹介した書籍です。民間保険の検討する前にまずこのような書籍を一読することをおすすめします。